2010年03月23日
我が子に起こったハプニング!
20日の夜のハプニングな話。
いろんな方に「消防車来てたけど何があったと!?」と聞かれるので
詳しくこちらに書きました m(_ _)m
かなり長いのでめんどくさい方はスルーしてね(´∀`;A
私が実家(写真館の奥が実家になっています。)で歯を磨いていると、
「バカ!バカ!なんでこんなことになるとけ(ΩДΩ)!」
というハルの泣きわめく声が!
これはいつものきょうだい喧嘩とは少し様子が違うぞ・・・
と急いで子供たちの所へ行ってみたら
カコの手が椅子の隙間に手首まですっぽり入って
抜けなくなっている事態になっているではありませんか∑(゚ω゚ノ)ノ
ハルはどうすることもできずアタフタしながら泣いています。
私がカコの手を椅子から抜こうとしても隙間が狭すぎて
ピクリとも動きません。(でもなんで入るわけ!?)
石鹸を泡立ててすべらせようとしてもぜんぜんダメ。
「痛い 痛い。゚(PД`q。)゚。」と泣き叫ぶカコ。
非常事態にパニックになって発狂するハル。
外は雷が激しく時折「ドカーーン」となっています。
(外国のホラー映画みたい!)
こんな夜のジェイソンるみこは
『椅子をノコギリで切る』しか思いつかないのですが、
素人の私が謝って娘の手まで傷つけたらそれこそ
大事オオゴトです。
それこそジェイソンです。
しかしこんな時に限って大人は私以外誰もいない(;´・ω・)
ハルは心配のあまりたまらなくなったのか、
仏壇のある部屋へ走っていき
「神様、どうかカコちゃんを助けて下さい!
お願いします!!。・゚・(ノД`)・゚・。」
と大声で泣きながら叫んでいました。
こんな妹想いのハルを見たことがなかったので私も涙が出そうに(TωT)
ヨシ。
頼るは『救急車』!! はじめての『119番』
「お母さん、危ないのでぜったいにお子さんの手を触らないで下さい。
私たちが今すぐそちらへ行きますから。」
と救急救命士の方が電話で教えてくれました。
消防署が近いので住所も電話番号も伝えなくてOKでした!
間もなく、 「ピーポーピーポー ウォーーーン」というサイレンが聞こえてきて
6人ぐらいの救命士さんたちが靴のまま
どどどー・・・と部屋に入ってきました。
(こんな人数で来られるとは!∑(゚ω゚ノ)ノ)
救「椅子を傷つけても大丈夫ですか?」
私「ぜんぜんいいです。(うちのじゃないので。←)お願いします。」
そして救命士さんが黒くて長い棒を2本バックから取り出しました。
しかし その棒を見て、ハルのパニックが最高潮に!!
「どうすると。・゚・(ノД`)・゚・。?
カコちゃんの手をぜったい切らんでよぉーーーっっ (´Д`。)!!」
と叫ぶハルの顔はこれまで見たことのないような顔です。
私「大丈夫じゃが。切るのは手じゃなくて椅子よ。」
と必死で落ち着かせようとしますがほんと、カコよりハルがやばい!
気が狂ったかのようでした。
ハルは救命士さんに
*「ココ(カコの手を指さして)じゃなくて
ココ(椅子を指さして)を切って。゚(PД`q。)゚。」
と繰り返しお願いしてまして、(普段は人見知りの息子が!)
カコも同じセリフを自由である右手でハルのジェスチャーを真似しながら
*繰り返し
ハル *繰り返し
カコ *繰り返し
きょうだいで懇願 懇願 ・・・ うう。。。母泣ける〜
でも 椅子も切る事はなく、
その棒で じわーーっ と隙間を広げるんです。
そしてカコの手をじわじわ動かして
「抜けた(≧▽≦)!」
カコは顔を真っ赤にして泣きながら救命士さんに
「ありがとう・・・」
とお礼をしてました。
その一部始終を6人のうちの一人の方がずっと撮影していました。
(私も撮りたかった(´∀`;A (職業病)
でもひんしゅくかいそうだったので撮りたい衝動を抑えました(´∀`;A )
抜けてからすぐに夫が恥ずかしいような
苦笑いをしながら外の仕事から帰ってきました。(今ごろ〜)
夫 「何があったっけ?
あんたどれだけ大袈裟に「119」に伝えたと?
外に救急車が1台と消防車が2台、
近所のひとたちが30人ぐらい並んでたよ。
写真撮ればよかったー!(職業病)」
私 「大袈裟には伝えてないけど・・・
写真撮って欲しかったー!(職業病)」
このハプニング話を翌日弟に話したら
弟 「なんで呼んでくれんかったとけ!
写真撮りてかったー!(職業病)」
ただ、ハルカコのハプニング話を後で聞いたじーちゃんばーちゃんは
涙ボロボロになっていました(´∀`;A
たしかに、、、カコも可哀想だったけど
ハルの優しさにかなりやられた私たちでした。
手が無事抜けた後も、
骨が大丈夫か、怪我してないか確かめて下さって
本当に救急救命士(←この名前、最近覚えたばかりだったのです)様様ですよ!
救「手をグーパーグーパーしてみて?」
カコ、右手も一緒にグーパーグーパーしてました(●´艸`)
かわいい・・・。
広げた椅子は不思議と元の状態に戻っていましたよ。
父、母、ご安心あーれ。
救「お母さん、こちらに子供さんのお名前など書いてください」
と最後に書類を渡されました。
私「えーーっと。 生年月日なんだったっけ?」
救「お母さん、落ち着いて下さいね!」
私「はい!」
・・・とても、普段から子供の生年月日が
すぐに出てこないことは言えませんでした
次の日の朝、落ち着きを取り戻した息子は
「カコはもっと手だけでもダイエットせんといかんわね!」
と困ったように笑いながら言ってました。
救出後のカコのプヨプヨの手首はピンク色で線がついてて
ボンレンスハムそのもの!って感じだったんです
私「そうやね、罠に捕まったタヌキみたいじゃったね!」
そして、その晩から次の日にかけて耳に入ることがすごかったです(笑)
●「雷が内倉写真館に落ちた」
●「私の父がとうとう危なくなった」
●「内倉写真舘がコゲ臭かった」(臭いまで!)
●「私の主人が交通事故で救急車に運ばれた」
みなさま大変ご迷惑をおかけしました((( *ノノ)